はじめに
「海外移住に挑戦してみたい!」そんな夢を持つ人にとって、マレーシアはここ数年注目を浴びています。
温暖な気候や手頃な物価、多文化が融合した環境が魅力的です。
ただし、気になるのがビザや手続きの複雑さ。世界中どこへ行っても、所定のビザなしで働いたり長期滞在は不可。
特に40代女性だと、家族やキャリアの状況を考えながら進める必要があります。
今回は、マレーシア移住を目指す人向けに、各種ビザの詳しい内容や手続きの流れを解説します。
親子留学のビザ情報も書いておきます。
最新情報は、必ずご自身で政府が発信する内容をご確認ください。偽サイトにご注意!
IMMIGRATION DEPARTMENT OF MALAYSIA(English/Malay)
マレーシアのビザの種類
1. 長期滞在者向け(MM2Hプログラム)
マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(Malaysia My Second Home, 通称MM2H)プログラムは、長期的に滞在したい人向けのビザプログラム。退職したシニア層、投資家に人気です。
他の国より永住できるビザとしては取りやすいと言われていますが、年々条件は厳しくなっています。
- 対象
- 高額な資産や安定した収入がある人。
- 21歳以下の子どもや配偶者も一緒に申請可能。
- 条件(2025年時点)1MYR=34JPYで計算
- 収入証明: 月額最低4万MYR(約136万円)の収入が必要。
- 資産証明: 100万MYR(約3,400万円)の資産証明。
- 定期預金: 現地の銀行に100万MYR以上の預金が必要(一定額は引き出し可能)。
- メリット
- 10年間有効で、更新可能。
- 車の購入や不動産投資に税制面での優遇ありとのこと。
- 手続きの流れ:
- 必要書類の準備(パスポート、収入証明、資産証明など)。
- 現地代理店を通じて申請(代理店を利用するとスムーズ)。
- 審査完了後、マレーシア到着後に定期預金口座を開設。
2.就労ビザ(Employment Pass)
マレーシアで仕事をする場合に必要なビザです。私のビザもこちらです。
収入によってカテゴリーが分かれています。外国人は最低5,000MYR以上の給与と決められているため、日本パスポートの方がマレーシアで取得する際は、カテゴリーII以上となります。
ビザの取得費用はBPO企業の場合会社負担がほとんどです。一部建て替えが必要でも、後で精算できます。
企業により異なりますので、事前に確認しましょう。
- 対象:
- 現地企業での雇用が決まっている人。
- 特に専門職や技術職に多く発行されます。
- マレーシアに多いカスタマーサポートの仕事ももちろん対象。
- 種類:
- Employment Pass (Category I):
- 月収1万MYR(約34万円)以上。
- 最長5年間有効。
- Employment Pass (Category II):
- 月収5,000MYR(約17万円)以上。
- 最長2年間有効。
- Employment Pass (Category III):
- 月収5,000RM未満。
- 短期の契約向け(最長1年)。
- Employment Pass (Category I):
- 手続きの流れ:
- 雇用先がビザ申請を代行。
- 申請者は必要書類を提供(パスポート、雇用契約書、学歴証明など)。
- 審査後、ビザが発行され渡航可能に。
- 発行までの期間は2週間から2ヶ月、それ以上など、その人の属性や状況により様々。応募する職種の経歴がなかったり、新卒の場合は職歴がないため、時間がかかることもある。
- 注意点:
- Employment Passは雇用主がスポンサーとなるため、転職時には再申請が必要。状況によっては一定日数国外に出国しないと不法滞在となる。
- ビザ発給時にパスポートの有効期限が2年以上ない場合は、パスポートの期限まで。
- 申請時の残日数は14ヶ月以上必要。
3. デジタルノマド向けビザ(DE Rantau Visa)
DE Rantau Visa(デ・ランタウ・ビザ)は、リモートワーカーやフリーランス向けのビザ。
これを取得してマレーシアに来ている方は、日本のみならず非常に多く、注目のビザです!
- 対象:
- 海外企業(マレーシア以外の国)のリモートワークをしている人。
- フリーランスやデジタルノマド。
- 条件(2025年時点):
- 最低年収: 24,000USD(約363万円)以上。 1USD=150JPYで計算。
- ビザの有効期間: 12か月(更新可能)。
- メリット:
- 家族も同行可能。
- マレーシア国内での滞在が柔軟。
- 手続きの流れ:
- 必要書類の準備(収入証明、雇用証明またはフリーランス契約書)。
- オンライン申請。
- 審査後、ビザ発行。
- 注意点:
- ローカル企業での雇用は不可。
- 収入基準を満たしていることが必須。
4. 親子留学向けビザ(Student Pass & Dependent Pass)
親子留学を考える人にぴったりのビザ。
- 対象:
- 子どもがマレーシアの学校(インターナショナルスクールや現地校)に通う場合。
- 親が付き添いとして滞在する場合も対応。
- ビザの種類:
- Student Pass: 子ども用。
- 学校から発行される入学許可証が必要。
- Dependent Pass: 親用(一人分のみ)。
- 子どものStudent Passに基づいて発行。
- Student Pass: 子ども用。
- 手続きの流れ:
- 学校への入学申し込み。
- 学校がStudent Passの申請をサポート。
- 親のDependent Passも同時に申請。
- ビザ発行後、現地生活スタート。
- メリット:
- 家族で一緒に生活できる。
- マレーシアの高品質な教育を体験可能。
- 注意点:
- 親のDependent Passでは就労不可。
- 学校によって申請サポートの質が異なるため、入学先選びが重要。
- 親の分は一人分のみ発給。父母ともに移住する場合はいずれかが別のビザ取得または滞在方法をどのようにうるか考える必要がある。
5. 学生ビザ(単独留学向け)
単独で留学を考えている場合、学生ビザが必要。
- 対象:
- マレーシアの大学や専門学校に留学する人。
- 条件:
- 入学許可証。
- 学費を支払った証明。
- 手続きの流れ:
- 学校に出願し、入学許可証を取得。
- 必要書類(パスポート、健康診断書など)を準備。
- ビザ申請後、審査を経て発行。
- ポイント:
- マレーシアはイギリスやオーストラリアの大学と同じプログラムが学べたり、卒業証明をもらえたりする。
- 学費が比較的安い。MBA取得でも一年で卒業可能な社会人向け学校もある。年間50,000MYRほど。
6. 短期滞在向け(観光ビザなど)
移住前に現地の雰囲気を知りたい方は、観光ビザでの短期滞在がおすすめ。というか、絶対やってください!
これから住むのですから、それくらいはやりましょう。なぜマレーシアを選んだのか?は、面接での定番質問。
行ったこともないのに選ぶっていうことは、条件だけ見ている=考えが浅い、とも受け取れます。
視察無しで来る人もたくさんいますが、合わなくて即帰る人もたくさんいます。
BPO企業に多い、早期自己都合退職のペナルティは10,000MYR(約34万円)など高額です。
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- 対象:
- 最大90日間の滞在を予定している人(日本国籍の場合)。
- 手続き:
- MALAYSIA DIGITAL ARRIVAL CARD (MDAC)の事前登録必須。
- パスポートを持ってそのまま入国可能。
- 注意点:
- 観光ビザでの就労は不可。
- 90日を超える滞在は延長手続きが必要。
- 就労ビザが発給されるまでの間、観光ビザで就労するように言うような会社は論外!
手続きの流れ
1. 目的にや自分の条件に合ったビザを選ぶ
自分や家族の状況に合ったビザを選ぶことが何より重要。移住目的(仕事、教育、生活)を明確にしましょう。
2. 必要書類を準備
- パスポート(有効期限が十分に残っているもの)。
- 収入証明や資産証明(長期滞在ビザの場合)。
- 健康診断書(ビザの種類による)。私は不要でしたが、求められることもあります。
3.申請と審査
- オンラインでの申請が主流。
- 審査期間は数週間から数か月。私は新規取得で2週間かからずもらえました。しかし、新規で2か月かかった人もいます。
4.渡航前、渡航後やること
- 住居の確保。まずは仮住まいでホテルやエアビーを探しましょう。内見もせず部屋の契約はおすすめできません。BPO企業へ就職する方は、1週間から2週間の宿泊施設提供があります。費用は企業負担で会社が予約します。
- マレーシアの銀行口座開設。現地採用の方はHRから紹介してもらえます。一定期間給料をもらった後、自分で好きな銀行口座を開設するのが良いです。
- 現地での保険加入。会社の保険だけでは足りない、心配な方、ご家族の分など。
マレーシア移住のメリット
- 快適な気候: 年中暖かく、寒さが苦手な方に最適。降り注ぐ常夏の太陽は、応援してくれている感じがします。
- 物価の安さ: 家賃や生活費が日本より安いもの、安いことも多く、心の満足度が得られる。
- 多文化社会: 異文化体験が豊富。体験、経験は何より価値があります。
- 教育・医療の質: 高品質なサービスを日本より割安で受けられる(手術等の自費は高額、教育費用は◎)。
注意点と豆知識
- ビザの更新手続きは忘れずに。特に、現地企業へお勤めでない方は注意!
- 文化や宗教の違いを尊重すること。ラマダンなど、日本に馴染みの無い文化もたくさんあります。
- 日本人コミュニティを活用すると情報収集が楽。ただし、そこにばかり依存しないこと。
まとめ
マレーシア移住は準備さえ整えれば、誰でも夢を実現可能!
英語ネイティブ圏への渡航を目指し、ステップアップとして選ぶ方もたくさんいます。
ビザの選び方や手続きの流れをしっかり押さえて、理想の海外生活をスタートしましょう。
「40代だからこそ、新しいチャレンジを楽しみませんか?」
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