まえがき

「いつか海外で暮らしてみたい」

日本とは異なる美しい景色、文化、新しい人々との出会い…
海外移住は、あなたの人生を豊かにする魅力的な選択肢。
と、言うのはカンタン、イメージするのも楽しい、しかし実行はそうサクサクと進みませんよね。

私が移住を漠然と思い描いていた時に、一番心配したのは「お金の管理」。
現地での生活費、日本への送金、高い手数料に円安。
渡航後すぐに現地で銀行口座が開設できるとは限りませんし、クレジットカードも同様です。

となると、日本で準備して行く必要があるのかな?
しかしそこで、私はこんなことを思っていました。

Ms.Malay

日本で作ったカードで買ったら、手数料がプラスされてレートは悪くなる・・・
そして引き落とし日前に、日本へ送金しなくてはいけない?
手数料いくら?ていうか、そもそも現地に口座持ってない!
では口座を作るには?現地に住まなきゃだよね?
え?何からやれば良いのでしょうか・・・

こんな感じで、永遠に無限ループ。
私は移住後、日本に住む母へ毎月送金する予定があったので、
現地の口座を持っていない中でどうやってやるのか、サッパリイメージがつかめませんでした。

そんな時、マレーシアへ視察旅行に行く計画を立てており、両替ってどこでするのが一番レートが良いのかしら?と、
調べていて出会ったのがこの「Wise」です(旧TransferWise)。
日本語では「ワイズ」と読み、「ワ」にアクセントを置いて言っている人が多いです。

もしあなたが今、海外移住を真剣に考えているなら、Wiseカードは、まさに必須のアイテム

個人的には、移住前に必ず視察旅行へ行くことを推奨しているので、その時点で持って行くことをオススメします。
どんなものか、実際使ってみないと分かりませんからね。

この記事では、40代女性が抱える海外移住の不安を解消し、賢く新生活をスタートするために、Wiseがなぜ必要不可欠なのか、その理由を徹底的に解説します。
これを読めば、あなたもきっとWiseを手放せなくなり、スムーズで快適な海外生活の第一歩を踏み出せるはずです。

あとで詳しく書きますが、マレーシアに移住後でも作れます
しかし、必要書類が増える上に郵送サービスが日本のようにスムーズでないことも多いため、渡航前に作ってください

Wiseってなあに?

2021年2月までは「TransferWise(トランスファーワイズ)」という名前でした。現在は「Wise」。本拠地はロンドンです。
ロンドン証券取引所に上場しています。サービスそのものを「Wise」と呼びます。
海外にお金を送ったり、違う国のお金を使ったりするのを、これまで以上にもっと簡単にできるサービスです。

通常、銀行から海外にお金を送ったり、お金を違う国のものに変えたりすると、手数料が高かったり、分かりにくいお金の計算方法が使われたりすることがあります。
でも、Wiseはちょっと違う方法で、手数料をできるだけ安く、そして実際のお金の価値に近いレートで、お金のやり取りをしてくれます。

Ms.Malay

例)為替相場1USD=150JPYとした場合
1USDを両替したら150JPYになるか、というとなりません。手数料などが引かれますので147JPYとか145JPYなど少し低くなります。両替したい金額が大きいほど、この1円の差は非常に大きくのしかかります。だから取引レートは大事!
日本のクレジットカードで買うと、大体3%くらいは上乗せ。

日本に住んでいる家族、や自分の口座にお金を送るのはもちろん、旅行先で現地のお金を使ったり、外国のネットショップで買い物をしたり、移住前から移住後まで、生活費を管理したりするのにとても便利です。
様々な国の通貨をまとめて持っておけるマルチカレンシー口座となっています。

Wiseは、世界中でお金のやり取りをもっと分かりやすく、もっと安く、もっと便利にするための、新しい形のサービス。

なぜ海外移住にWiseが「必須」なの?40代女性が抱えるお金の悩みを解決

40代からの海外移住は、これまでのキャリアや築き上げてきた生活基盤を一度手放し、新たな環境に身を置くという大きな決断となります。だからこそ、お金に関する不安は、他の世代よりも切実かもしれません。

こんな思い、お悩みはありませんか?

  • 退職後の大切な資金を守りたい:
    長年かけて貯めてきた資金を、高い手数料で減らしたくない。
  • 海外での生活費を賢く管理したい:
    慣れない海外での生活費を、できるだけ無駄なく抑えたい。
  • 家族や日本の口座へ送金をスムーズに行いたい:
    日本に残る家族や日本の口座へ送金が必要になるかも。
  • 複数の通貨を効率的に扱いたい:
    渡航先だけでなく、旅行やオンラインショッピングで複数の通貨を使う可能性がある(少なくとも、日本円と移住先の通貨で支払いは必ず発生します)。
  • 言葉の不安がある中で、複雑な金融手続きを避けたい:
    現地の銀行口座開設などに苦労したくない、オンラインバンキングの英語画面でちゃんと送金できるか不安。

これらの悩みを、ササっと解決してくれるのが、Wise
従来の銀行国際送金や両替サービスと比較すると、そのメリットは一目瞭然です。

Wiseは移住になぜ必須?理由と7つのメリット

1.海外生活のコストを劇的に削減!驚くほど低い手数料

海外での生活は、何かとお金がかかるもの。Wiseカードの最大の特徴は、圧倒的な手数料の低さ
安かろう悪かろう?いえいえ、ご安心ください。そんなことは決してありません。
従来の銀行や両替所と比較して、送金手数料や両替手数料が格段に安く、透明性の高い料金体系を採用しています。例えば、日本円から渡航先の通貨への両替にかかる手数料は、銀行の数分の一程度に抑えられることがほとんどです。長期的な海外生活においては、この手数料の差が大きな節約のカギとなります。 

※画像は2024年4月10日のレート

一番上にある「Instarem(インスタレム)」は、シンガポール発でアジア内の送金に強いです。
しかし、日本在住時または住民票残しでアカウントを作っていないと、日本からの送金ができない様子。
移住前にアカウントを持っていなかった私は利用していませんが、現在検討中。
Wiseに比べるとユーザーが少ないため、一枚目はWiseスタートが便利かなと思います。

2.無駄なコスト一切なし!リアルレートで両替

多くの金融機関では、実際の為替レートに手数料を上乗せした独自のレートを採用しています。
それがなんとWiseでは、市場で取引されているリアルレート(仲値)で外貨両替を提供しています。
これは、最も公平なレートであり、不必要なコストを支払う必要がないことを意味します。
例えば、1USDが150JPYの時、Wiseカードならほぼ同額の150JPYで両替できますが、銀行によっては147円や145円でなどで両替されることもあります。
海外での生活費を少しでも抑えたいあなたにとって、リアルレートでの両替は必須機能!

3.複数の通貨をスマートに管理!1枚のカードで世界に対応:

Wiseは、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルなど、50種類以上の通貨を1枚のカードで管理できます。
渡航先の通貨を事前にチャージしておけば、現地での支払いがスムーズに行えます。
自分の口座の中で、別の通貨に両替できるため、日本出国前に現地通貨に両替し忘れても指一本でサクッと両替OK。

また個人的にすごい便利!と感じているのが、うっかりその通貨が残高不足でも、勝手に残高のある通貨から両替して支払ってくれるのです。
だから、レジで「これ、使えません」と言われ恥ずかしい思いをした上に、次の人を待たせる心配もなし!

4.世界中で使える安心感!Visa/Mastercard加盟店で幅広く利用可能

Wiseは、世界中のVisaまたはMastercard加盟店で利用できます。
店舗での支払いはもちろん、オンラインショッピングでも使えます。
特にマレーシアでは、日本でお馴染みのAMEX /JCBはほぼ使用不可。AMEXは5スターホテルでも使えませんでした。

驚くほどキャッシュレス化が進んでいるマレーシアでは、現金を使うことが滅多にありません。
(なんとB級グルメの屋台でもキャッシュレスですよ〜)

海外生活を始めたばかりで現地の銀行口座が開設できていない場合でも、Wiseカードがあればすぐに生活に必要なものを無駄な手数料無しで購入できますし、いざ部屋を借りるとなった時のデポジット送金にも使えます。

Ms.Malay

私の経験からして、部屋を借りる時とても助かりました。
デポジット&前家賃で、大体4ヶ月分必要になります。
多くの場合現金払いもできますが、マレーシアは100MYR(約3,400円)紙幣が一般的に流通する最高額なので、10万円単位で用意するのは大変。
また、安全面でもオススメできません。

5.海外のATMで現地通貨を引き出すことができる

これは本当に便利!現金は多く持ち歩きたくないけれど、少しはないと困ります。
しかし、程よく両替すると言うのが難しいんですよね。だから私はいつも「あ、ちょっと足りない・・」ってなっていました。慣れない街中で、レートの両替屋さんを探す必要はもうありません。
Wiseは現地のATMにカードを入れて、日本と同じように操作すれば、あら不思議!現地のお金が出てきます。
しかも毎月2回まで/合計30,000円までの手数料が無料それ以降も、一回70円と格安です。

昔、まだ日本にCiti Bankがあった頃、アメリカで日本のCiti Bankキャッシュカードを使っておろしたら、一回の手数料が200円くらいでした。レートももちろん銀行価格。
この経験からも、海外での生活をスタートするあなたにとって必要な存在としてオススメします。

例)
1/1に30,000円出金→手数料無料
1/15に30,000円出金→同月内2回目だが、月の上限30,000円を超えるため手数料70円
ガソリンスタンドなどに設置されている、銀行ロゴのないATMは手数料がめちゃくちゃ高いので注意!私は知らずに50MYRおろすのに15MYRも払いました・・・

6.不正利用を徹底ガード!万全のセキュリティ対策

大切なお金を預けるカードだからこそ、当たり前だけどセキュリティは重要です。
Wiseには、不正利用を防ぐための様々な機能があります。
リアルタイムでの取引通知、カードの利用停止・再開機能、2段階認証など、資産を守るための機能がしっかりと施されています。

万が一、カードを紛失したり盗難に遭ったりした場合でも、アプリやウェブサイトからワンクリックですぐに利用停止できるため、被害を最小限に抑えることができます。また、バーチャルクレジットカード番号も持てます。

7.時間と手間を大幅削減!簡単申し込みとスピーディーな発行

Wiseカードの申し込みは、オンラインで数分で完了します。面倒な書類の郵送や銀行の窓口に行く必要はありません。
サポートセンターは日本語も対応しています。
ウェブサイトまたはアプリから必要事項を入力し、本人確認書類をアップロードするだけで手続きは完了します。

費用は無料ですが、フィジカルカード(お店でピッ!とできる普通のカード)を申し込む際には、1,200円必要。
一回限りで年会費や口座維持手数料等はありません。

このフィジカルカードは絶対に作って下さい。今使わなくてもバーチャルだけでは必ず不便が出てきます。
また、お金をおろすにはフィジカルカードが必要です。

通常、数日から2週間程度でカードが郵送されてきます。
しかし、繁忙期などは時間を要することもあるので、早めに作成しておきましょう。
渡航前に、お試しで使ってみることも大事な準備の一つです。

Wiseカードを申し込む

Ms.Malay

冒頭に書きましたが、日本出国前に作成することを強くオススメします。マレーシアへ渡航後作ることもできますが、マレーシアでの定住所が証明できる書類として、光熱費、インターネット回線などの請求書(領収書)などが必要となります。大家さんの名前で契約していることも多く、この場合当然使えません。フリーランスでエアビーを転々とする予定の方は特に注意です。、またマレーシアは、カード類も普通にポストに投函される為、そういった点からも事前準備を強く推奨。

ここがすごい!Wiseのメリット まとめ

  1. 圧倒的に低い手数料
  2. リアルレートでの両替
  3. 複数通貨を1枚のカードで管理
  4. 世界中で使える安心感
  5. 現地で現地通貨を引き出せる利便性
  6. 安全なセキュリティ機能
  7. オンラインで申し込みから受け取り手配まで完結

これらの理由から、Wiseは海外移住に「必須」と言えるのです。

知っておくべき注意点も!Wiseをより賢く活用するために

多くのメリットがあるWiseですが、利用する上で注意しておきたい点もいくつかあります。
これらを理解しておくことで、より賢くWiseを活用し、海外生活での金融トラブルを未然に防ぐことができます。

  • 利用限度額の確認
    Wiseには、入金限度額や引き出し限度額が設定されています。
    高額な取引を予定している場合は、事前に限度額を確認しておきましょう。住む地域により限度額が違います。
    マレーシアの住所で登録している場合、個人では20,000MYRが上限です。全通貨の合計です。
  • 一部の国や地域での利用制限
    ごく一部の国や地域では、Wiseの利用が制限されている場合があります。渡航先の国が利用可能かどうかを事前に確認しておきましょう。
  • ATM引き出し手数料
    ATMでの現地通貨引き出しは便利ですが、無料の引き出し回数や金額を超えると手数料が発生する場合があります。頻繁にATMを利用する場合は、手数料体系を理解しておきましょう。
  • カードの紛失・盗難時の迅速な対応
    万が一、カードを紛失したり盗難に遭ったりした場合は、速やかにWiseに連絡し、カードの利用停止手続きを行うことが必須です。アプリから操作できます。スマホ紛失の場合に備えて、PC版も普段から活用しておきましょう。
  • 日本国内での利用
    Wiseは、基本的には海外での利用を目的としたカードです。
    日本国内の一部の店舗やオンラインショップでは利用できない場合があるかもしれません。
    私はこれまでのところ日本でも問題なく使えています。
  • 規約と手数料体系の定期的な確認
    Wiseの利用規約や手数料体系は、変更される可能性があります。定期的に公式サイトで最新情報を確認するようにしましょう。メールもくるので、必ず確認しましょう。対応を忘れると法律に触れる可能性があるかもしれません。

これらの注意点を踏まえた上でWiseを利用すれば、あなたの海外生活はより安心で快適なものとなるでしょう。

Wiseの申し込み方法と使い方

申し込み方法

  1. WISE公式サイトへアクセス
    まずは、WISEの公式サイトにアクセスします。
  2. アカウント登録
    「アカウント登録」ボタンをクリックし、メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを作成します。
  3. 個人情報の入力
    氏名、生年月日、住所などの個人情報を正確に入力します。
  4. 本人確認
    本人確認のため、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどのいずれかの書類をアップロードします。
  5. カードの注文
    本人確認が完了したら、Wiseカードの注文手続きを行います。
    カードに表示する名前を入力し、配送先住所を確認します。名前の誤表記に要注意!!
  6. 入金(任意)
    カード発行手数料と、必要に応じて最初のチャージを行います。この時は、自分が今持っているクレジットカードやデビットカードで支払って下さい。
  7. カードの受け取りと有効化
    通常、数日から2週間程度でカードが郵送されてきます。
    受け取ったら、WISEのウェブサイトまたはアプリ上で有効化手続きを行います。

使い方

  1. 日本円から外貨へのチャージ:
    アプリまたはウェブサイトから、チャージしたい通貨と金額を選択し、日本の銀行口座やデビットカード/クレジットカードから入金します。リアルレートと手数料が表示されるので、確認してチャージを実行します。
  2. 海外での支払い
    Wiseは、VisaまたはMastercardの加盟店であれば、世界中の店舗でクレジットカードと同じように利用できます。支払い時にカード利用であること伝え、カードをタッチまたは挿入します。
    マレーシアではほぼタッチ決済です。Wave(ウェーブ)と言われたら、タッチして!の意味です。タッチは通じません。
  3. ATMでの現地通貨引き出
    海外のVisaまたはMastercard対応の銀行ATMで、Wiseカードを利用して現地通貨を引き出すことができます。
    画面の指示に従い、引き出し金額を入力し、暗証番号を入力します。
    銀行ロゴのないATMは手数料高額の可能性大の為、注意。
  4. アプリでの残高確認と取引履歴の確認
    Wiseアプリを開けば、いつでもリアルタイムの残高や取引履歴を確認できます。
  5. 複数通貨間の両替
    アプリまたはウェブサイトから、両替したい通貨と金額を選択し、実行します。リアルレートで両替が行われます。

まとめ Wiseカードは海外移住の強い味方となる!

海外移住は、あなたの人生を大きく変える素晴らしい挑戦。
しかし、その道のりには、様々な不安や課題がつきものです。特にお金のことは切り離せません。
Wiseは、ただのカードと言えばそれまでなのですが、持っていることで面倒だったり複雑な手間から解放されます。

やること、考えること満載の海外移住ですから、少しでも面倒なことから離れられるように準備しましょう。

低い手数料、リアルレート、複数通貨対応、世界中で使える利便性、そして簡単な操作性。
Wiseは、まさに海外移住を目指す40代女性にとって必須ツールです。
あなたの輝かしい海外生活のスタートを、心から応援しています。

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