海外移住を諦めなかった40代 貯金ゼロ!親の資産ゼロ!
介護施設入居にかかった費用内訳を大公開!

海外移住の夢を諦められない、でも親の介護はどうしよう?そもそも何をするにもお金がない!
そんな状況の中、私がまずやった事前準備は、施設へ見学に行って話を聞いて、必要な必要の算出することでした。
これをやったからと言って、お金が湧き出てくるわけではないのですが、具体的な数字を出すことで自分のやるべき行動が明確になってきます。
これをやらないことには始まりません。

今後自分は収入がいくら無いと困るのか?と、現実的になります。
当たり前なのですが、お金がない時って焦っていたり、現実を見るのが怖いので、なかなかこれをやらない。。

私の場合は、毎月最低でも10万円を母に補填する必要があることがわかりました。
当時の給料は25万円でした。手取りは21万円弱。20万円としておきます。全然足りませんよね。

貯金ゼロ、親の資産ゼロ。
あったのは20代の時に買った築年数40年超え、中古マンションのみ。
売れるかわからない、売れてもローンの残りを返したら終わりかもしれない。むしろそれならラッキー!

でもあら不思議!なんとかなるものです。
この記事では、親の介護、自分の年齢、お金のことが気になって一歩踏み出せないあなたのお手伝いができるよう、
具体的な介護施設入居までにかかった費用をお伝えしますので、参考になったら嬉しいです。

関連記事:40代の海外移住 親の介護どうする? 貯金ゼロの私がやった事前準備

【衝撃の事実】最終的にかかった介護施設入居費用は〇〇〇万円!
貯金ゼロからのスタート

まず結論!
私の母が介護施設に入居を決めてからかかった費用、そしてその後継続的に必要となった費用は、決して小さな額ではありません。初期費用(入居一時金、敷金礼金など)と、毎月の費用(居住費、食費、管理費、介護サービス費、その他雑費)を合計すると、最終的にかかった支払った費用は、一年間で約380万円にのぼります。

少ない方かもしれませんが、貯金ゼロ、親の資産ゼロの状態でしたから、まぁ大金です。
日本でOLやってた時の年収以上です。

カードローンなどの借金はしていません。
20代から30代で自己啓発、海外旅行、美容&ファッションと散財。
35歳の時に個人再生をしたのでローンは組めないグループの人です。ははは〜。

どうですか?あなたは自分の方がマシだ!と気が楽になりましたか?そうであってほしいです。
完済まで本当に大変でしたが、家だけは手放さずにいてよかったです。
これは、自分にとっても最大の良い判断でしたが、当時の私の貯金残高は、タイトル通りゼロ。

それどころか、クレジットカードの支払いが毎月2-3万円くらいはあったので、むしろマイナス!
海外移住の準備をしたいがあらどうしましょう!という状況。

介護施設を複数見学し算出した結果、入居金ゼロの所に入るとしても100万円は手元にないと困りそう。
入れたとしても、入居した瞬間から費用はかかりますからね。
この金額を目の当たりにした時、正直、目の前が真っ暗になりました。

「一体どうすればいいんだろう…」

普通であれば、海外移住どころの騒ぎではありませんよね。
しかし忘れてはいけないのが、海外移住の夢を諦めないためにも、母の介護施設入居を検討し始めたのですから、ここでやめるわけにはいきません。

Ms.Malay

個人再生した人がクレジットカード作れたの?と思ったかもしれませんが、はい!作れました。
ダメ元で完済から4年くらい経過した時に申し込みました。
なんと最初に作れたのはAMEXです。
EPOSは却下、後に限度額は低いものの楽天カードもOKでした。

【絶望からの脱出】貯金ゼロ!親の資産ゼロ!
私が費用を工面するために奔走した怒涛の日々

しつこいですが私は当時、貯金ゼロ(むしろマイナス)、親の資産ゼロの状況でした。
さらに補足すると、30代で散財した際に個人再生手続きをしたため、新たな借金はできない人です。
唯一の資産が、20代の時購入した中古マンション。既に売りに出していたものの、中々買い手が現れず、9ヶ月経っていました。当時の状況を時系列で見るとこんな感じです。

2019年11月
・母の様子がいつもと違うことに気付く。後に、せん妄(せんもう)を発症していたことがわかる。
2021年-2023年
・この間に、母が3度程せん妄またはそれに関連していそうな症状を発症。
2023年3月-2023年12月
・自宅の売却を決意、不動産屋と契約を結ぶものの、買い手が見つからない。内見が3ヶ月以上ゼロの状態。

エリア:東京23区(北部)、乗降者数世界上位のターミナル駅まで約4km
最寄駅:某都営地下鉄線 徒歩9分、私鉄 徒歩15分、バス停 徒歩0分
築年数:売り出し当時40年経過
間取り:2DK 48平米(単身から大人2名向き)、小規模建物最上階南向き、風通し良好、買い物場所近隣に有り、
    1フロア1世帯(よく言えばペントハウス!)
懸念事項:旧耐震、自主管理

東京23区であれば売れるって?いえいえ、私が購入した時点で築年数がそこそこ経っていましたから、既に40年超え。
でも最上階南向き、1フロア1世帯ってペントハウスじゃん!売れるでしょう?
うーん、一番の問題がこのマンションは「旧耐震、自主管理」であったため、懸念する方は多かったです。
負のトリプルパンチ!いわゆる負動産です。

築年数経過の自主管理マンションに、貸付してくれる銀行は少ないし、投資家はこういうの買わない。
私が購入した時で、ギリギリセーフ。
売り出すにあたり、引き受けてくれない不動産屋さんもたくさんありました。

安いけれど即現金化できる買取と、時間はかかるが希望額で売れるかもしれない仲介と両方見ました。
不動産査定一括サイトを利用することで、建物の相場を知ることができます。
使ってわかったことは、業者により得意/不得意があり、金額には数百万円の差がありました。

自身の収入と親の年金から洗い出す – 現状把握から全てが始まった

まず最初に行ったのは、費用の洗い出しです。そこから、毎月どれくらいの費用が不足するのかを明確にしました。

<収入>
母:年金のみ 約12.5万円/月(振込は二ヶ月に一回で約25万円)
私:給与手取り約21万円+イベントバイト1万円から3万円(ぜろの時もある)

<貯金、資産>
貯金:ゼロ!
資産:築40年超中古マンション

<施設入居後毎月必要な額>
約10万円〜約15万円

数字を具体的に出したことで、さらに色々と不安、心配が起こってきましたが、言ってみれば毎月10万円から15万円補填できれば実現できるのです。
そのお金をどう作るかはまず横に置いておき、このように数字を具体的に出すことで、自分の行動、思考が変わってきますので、とても大事です。

このように不足する数字を把握すると、手っ取り早く稼げないか?と考えがちですが、世の中そんなに上手くできていません。
こういう時に、投資だの副業だの起業だの、内容不透明な情報商材やコンサルティングに手を出してしまう方も多いので、本当に気をつけてください。不足を補うどころか支出が増えるだけです。夢が遠のきます。

公的支援制度の徹底調査と申請 – 利用できるものは全て利用する

私の母は、既に介護関係は申請していたものの、他にも何か利用可能な行政支援がないか再度確認しました。
移住して感じるのは、日本の医療や介護関連の制度は本当にありがたいものであるということです。

意外と知られていない制度も多いため、諦めずに情報を集めることが大切です。
まだ、あなたの親御さんが何も申請したことがないようでしたら、一度内容だけでも見ることをオススメします。

介護保険制度の高額介護サービス費支給制度

介護保険サービスを利用した際の自己負担額には上限が設けられており、一定額を超えた場合は「高額介護サービス費」として払い戻しを受けることができます。この制度は、経済的な負担を軽減する上で非常に重要です。

  • 対象となる費用:
    訪問介護、通所介護、短期入所、福祉用具のレンタル・購入、住宅改修費、施設介護サービス費など、介護保険が適用されるほとんどのサービスが対象。
  • 自己負担上限額:
    自己負担上限額は、世帯の所得状況によって細かく区分されています。
    例えば、現役並み所得世帯、一般世帯、低所得世帯など、所得に応じて月々の負担上限額が異なりますが、一定額を超えて利用した場合は払い戻しされます。
    私の母も、超えた時は毎月10日に振り込まれています。都度申請は不要のため楽チンです。
    ※限度額に関する厚生労働省資料はこちら
  • 申請方法:
    市町村の介護保険担当窓口に申請する必要があります。
    ほとんどの自治体でWEB申請などはできないため、足を運ぶ必要があります。
    (これが一番、ひとりっ子の私にとっては大変だった・・)
    申請書や必要書類は自治体によって異なるため、事前に確認しましょう。

生活福祉資金貸付制度

低所得世帯や高齢者世帯などを対象に、生活に必要な資金を低金利または無利子で借りることができる制度です。
介護費用も貸付の対象となる場合があります。
※詳細はこちら

  • 対象となる世帯:
    低所得世帯、高齢者世帯、障害者世帯などが対象です。所得や資産の要件が細かく定められています。
  • 貸付の条件:
    資金の種類や目的によって、貸付限度額や償還期間、連帯保証人の有無などが異なります。介護費用の場合は、比較的長期の償還期間が設定されることが多いようです。
  • 申請窓口:
    お住まいの地域の社会福祉協議会が窓口となります。

自治体独自の支援制度

国の制度に加えて、各自治体が独自に介護に関する経済的な支援制度を設けている場合があります。
例えば、以下のような制度です。

  • 高齢者福祉手当:
    一定の年齢以上の低所得者に支給される手当。
  • 介護用品の支給・助成:
    紙おむつや清拭用品などの購入費用を助成する制度。私の母も利用しています。
  • 住宅改修費の助成:
    バリアフリー化などの住宅改修費用を助成する制度。
    自治体提携の会社に依頼することや見積もりを事前に提出するなどの条件がありますので注意。
  • 家族介護慰労金:
    在宅で介護を行っている家族に対して支給される慰労金(施設入所の場合は対象外となることが多い)。

各制度利用時の注意点
親御さんが日本にお住まいの場合は、この制度を利用できます。
申請手続きは基本的に本人または代理の方が行うことになるため、親自身では手続きが難しく、自分が既に移住している場合には、誰かお願いできる人を探す必要があります。
大半の市区町村が、窓口は平日日中OPENのため、仕事の予定を調整する必要も出てきます。
利用できる内容は、自治体によって大きく異なりますので、直接問い合わせたり、ホームページ等で確認しましょう。
まず、自分の親に何が必要か知りたい場合は、親御さんの住む地域の「地域包括センター」で相談すると良いです。

世帯分離をすることで支出を抑えることができる

この方法は、私が区役所の窓口で直接教えてもらった方法です。
制度を悪用しているのでは?と思う方もいるかもしれませんが、違法ではありません。
母が入院した時、まだこの世帯分離を知りませんでしたが、手続きしたあと、月々の費用が数万円単位で変わりました。

世帯分離とは?

住民票上で親御さんとあなたの世帯を別々にする手続きのこと。
同居している場合、や離れて暮らしていても何らかの都合で住民票が一つになっていることがありますよね。
しかし、そうすると「世帯収入」が当然ですがあがります。

世帯分離のメリット

  • 介護保険の自己負担上限額が下がる可能性:
    親と同居している場合、あなたの所得も合算されて介護保険の自己負担上限額が決まります。
    離れて暮らしていても、何らかの事情で住民票は実家にある、とうケースもあるでしょう。
    そんな時は世帯分離をすることで、親御さんの所得のみで上限額が決まるため、上限額が低くなることがあります。
  • 国民健康保険料が安くなる可能性:
    親の所得が低い場合、世帯分離によって国民健康保険料が安くなることがあります。
  • 利用できる支援制度が増える可能性:
    一部の公的な支援制度は、世帯全体の所得ではなく、個人の所得で判断されるため、世帯分離によって対象となることがあります。

世帯分離のデメリット・注意点

  • 税金の扶養控除が受けられなくなる可能性:
    あなたが親御さんを扶養している場合、世帯分離をすると扶養控除が受けられなくなり、あなたの税金が高くなることがあります。
  • 国民健康保険料が高くなる可能性:
    あなたの所得が高い場合、世帯分離によってあなたの国民健康保険料が高くなることがあります。
  • 後期高齢者医療制度の負担割合が変わる可能性: 親御さんが75歳以上の場合、医療費の自己負担割合が世帯の所得によって決まります。世帯分離によって、この割合が変わることがあります。
  • 生活保護の受給に影響が出る可能性: 世帯分離は、生活保護の受給資格の判断に影響を与えることがあります。
  • 手続きが必要: 世帯分離をするためには、お住まいの市区町村の窓口で手続きを行う必要があります。
  • 親御さんの気持ちも大切: 世帯が分かれることに、親御さんが抵抗を感じる場合もあります。事前にしっかりと話し合い、理解を得ることが大切です。

Ms.Malay

参考までに..
私は世帯分離して同居でした。
自分の税金は、75歳以上の親同居で申請していたため、その分控除されていました。
なぜそれができていたかというと、世帯分離の手続きと税金関連は行政が異なるため、世帯分離したからと言ってそれが税務署へ通知がいくわけではない、からだそうです。

世帯分離を検討する際のポイント

  • 親御さんとあなたの所得を比較する:
    親御さんの所得が低く、あなたの所得が高い場合に、メリットが出やすい傾向があります。
  • 税金への影響を試算する:
    世帯分離によって、あなたの税金がどれくらい変わるのかを事前に確認しましょう。
  • 将来的な状況を考える:
    親御さんの収入や健康状態、あなたの収入の変化などを考慮して、長期的な視点で判断しましょう。
  • 専門家に相談する:
    世帯分離が本当に有利かどうかは、各家庭の状況によって異なります。
    税理士や社会保険労務士、自治体の窓口などに相談してみることをおすすめします。

世帯分離は、親御さんの介護費用の負担を減らすための選択肢の一つですが、メリットとデメリットをしっかりと理解し、慎重に判断することが大切。ご自身の状況に合わせて、専門家にも相談しながら、最適な方法を検討してください。

日本での支出の見直しと費用削減

渡航費用や移住後の生活資金はもちろん、親の介護費用も確保しなければなりませんので、無駄な支出は大敵。
当時の私がそうだったように、もしあなたが貯金ゼロに近い状況であれば、「わずかなお金も無駄にはできない」という強い意識を持つことが、資金捻出の第一歩となります。
ここでは、海外移住前に日本で行うべき具体的な支出の見直しと削減について考えていきましょう。

1. 固定費の見直し:毎月必ず出ていくお金を徹底的に洗い出す

固定費は、一度見直せば毎月効果が続くため、削減効果が高い項目。
まず最初に見直すべき項目です。
既にやっている場合でも、「海外移住する」にあたりどうなのか?ということを念頭に、再度支出を見てください。

  • 住居費:
    • 持ち家に一人で住んでいる場合、よりコンパクトな賃貸への引っ越し、シェアハウス入居、売却を検討する。
      (持ち家は家賃ゼロの場合でも固定資産税や修繕費など維持費がかかるため)
    • 住宅ローンを組んでいる場合は、借り換えや繰り上げ返済を検討する(ただし、海外移住後の住居によっては難しい場合もあります)。
    • 車を所有すること、駐車場代の見直し。特に都市部では車が本当に必要かどうか検討する。
  • 通信費:
    • スマホのプランを見直し、格安SIMへの乗り換えを検討する。
    • インターネット回線のプランを見直し、より安価なプランに変更する。
    • 使っていないオプションサービスは解約する。契約してそのままのもの、ありませんか?
  • 保険料:
    • 生命保険、医療保険などの保障内容を見直し、本当に必要なものに絞る。
    • 不要な特約は解約する。
  • 公共料金:
    • 電気、ガス、水道の使用量を意識的に減らす(節電、節水など)。
    • 電力会社やガス会社のプランを見直し、よりお得なプランに乗り換える
  • サブスクリプションサービス:
    • 動画配信サービス、音楽配信サービス、雑誌の定期購読など、利用頻度の低いものは解約する。無料期間が終わったサービスも忘れずにチェックする。
  • 習い事・月会費:
    • あまり参加できていない習い事やスポーツジムの会員権は見直す。
      オンラインレッスンなど、より安価な代替手段を探す。

Ms.Malay

今すぐできることも多いのでは?
個人的には、携帯料金は今すぐにでも見直すべき項目と思っています。移住後のことも考えて、格安SIMに乗り換えておきましょう。

関連記事:海外移住 日本の携帯番号どうやって維持する?

2. 変動費の見直し:日々の生活の中で意識的に節約する

変動費は、日々の意識次第で大きく削減できる可能性があります。

  • 食費:
    • 自炊を基本とし、外食の回数を減らす。40代は健康第一、自分で管理!
    • 食材はまとめ買いをし、無駄をなくす。冷凍を上手に活用!
    • コンビニでの購入を減らし、スーパーの特売品を活用する。お得でも書いすぎは注意!
    • お弁当を持参する習慣をつける。買いに行く時間も節約できる!
    • 飲み物は水筒を持参する。ペットボトルは買わなければ環境にも優しい!
  • 交通費:
    • 公共交通機関の定期券や回数券、ポイントクラブに入会してポイントを活用する。
      例)東京メトロやJR東日本は回数券廃止になったが、ポイントサービスなどがあります。
    • 近距離であれば、自転車や徒歩を積極的に利用する。
      私は、自他ともに認めるチャリンカー。毎日ヒールでミニ自転車に乗り、すっ飛ばしていました。
    • マイカーの利用を減らし、カーシェアリングなどを検討
  • 娯楽費・交際費:
    • 趣味にかける費用を見直し、優先順位をつける
    • 友人との外食は回数を減らし、自宅での食事や安価な店を選ぶ。
    • 無料または低価格で楽しめるレジャーやイベントを探す。
  • 被服費:
    • 本当に必要なものだけを購入し、衝動買いを避ける。移住する時、結局全部は持っていけないよ!
    • フリマアプリなどを活用して、中古品を購入したり、不要なものを売ったりする。意外なものが売れる!買える!
  • 美容費:
    • セルフケアを取り入れ、美容院に行く頻度を減らす。自宅でできることはたくさんある!
    • 安価な化粧品やケア用品を選ぶ。デパートコスメしか使えない、は思い込み!
  • その他雑費:
    • 日用品は安価なものを探す。安いだけがいいわけじゃないけど、変なこだわりは捨てること!
    • ティッシュや洗剤などは、ブランドで選ばない。移住後は同じ物買えないかもよ、慣れておこう!
    • 図書館を利用して書籍代を節約する。図書館は新聞、DVD、CD、雑誌もあって種類豊富!

3. 不要なものを手放す:フリマアプリやリサイクルショップを活用

使わなくなった衣類、家電、家具、書籍などをフリマアプリやリサイクルショップで売却することで、臨時収入を得ることができます。
また、部屋もすっきりし、海外移住の準備にも繋がります。
自分で思っているよりも、あなたの部屋には物が眠っています。

オークションやフリマは出品/購入前に相場を確認しましょう。
特に出品時、適当に感覚で値をつけると、すごくもったいないかも!
価格相場検索サイトの「オークファン」は無料会員でも使う価値ありです!
オークファン無料会員登録はこちら

海外移住を意識した見直し

海外に移住すれば、日本と同じ物は手に入っても割高になったり、そもそも売っていないことがほとんど。
また、いざ渡航!となった場合、最終的に今の家からは出ないといけないわけです。
片付けって、ものすごくエネルギーと時間とお金がかかるんです。
今から少しずつ物を減らしたり、消耗品へのこだわりは無くして柔軟に対応できるようにしたりするのは大事。

4.小さな努力が大きな力に

安いものを買って、無料でもらえるものはもらって、外出は控えて、我慢する生活をしろって?
いえいえ、そんなことを提案しているわけではありません。
むしろ、これをやっていたら、個人的には素敵な大人の女性(男性)としての魅力はありませんので、お勧めしません。

しかし、ここでの目標は、「海外移住」なわけです。

資金が十分に足りている人は、気にしなくていいでしょう。
でも足りない人は、嫌でも気にしないといけません。あれこれ、何でも一度には叶わないので、少しずつクリアしていく必要があります。
今はツラくとも、移住がかなった日には必ず「頑張ってよかった」と思えますので、ここはグッと我慢です。
一生は続きません!頑張ろう!

最終的に私が資金を作った方法

所有マンションの売却で資金作り

様々な節約術や公的支援制度を検討しましたが、貯金も親の資産も乏しい状況で、毎月の介護費用を安定的に捻出するには、どうしても短期間で大きな資金が必要でした。
前述した通り、借入はできません。
そこで私が最終的に決断したのが、所有マンションを何としてでも希望額で売却するという道でした。

築年数も経ち、自主管理というハンディキャップもありましたが、幸いなことに、私のマンションを気に入った買い手が見つかりました。
実は、これにもストーリがあります。本当に不思議な出来事でした。
最終的に、希望額に近い金額で売却でき、手元に700万円残りました。奇跡でした。
これはまた別記事で書きたいと思います。

売却まで決してスムーズではありませんでしたが、不動産業者の方の尽力もあり、無事に完了。
ヒヤヒヤしながら数ヶ月過ごし、手にした資金は、親の介護施設の入居時費用と、当面の毎月の費用を賄うには十分な金額となりました。

所有マンション を手放すことには、もちろん躊躇いもありました。
20代後半から住み続け、多くの思い出が詰まった場所だったからです。
しかし、親の安心した老後と、私が長年夢見てきた海外移住という 二つの願いを天秤にかけた時、私にとって最も重要なのは、親が安心して暮らせる環境を整えることだと強く感じました。

所有マンション の売却は、私にとって大きな決断でしたが、この決断があったからこそ、私は親の介護という責任を果たしつつ、自分の夢に向かって踏み出すことができました。
自己満かな?とも思いましたが、結果的に母もこれで良かったと言ってくれています。

もしあなたが今、資金面で大きな壁にぶつかっていて、自分や親名義の不動産があるならば、売却は一つの手段となります。
もちろん、その不動産の種類や歴史にもよりますし、一概には言えません。

私の両親は、とある町に立派なビルを建て、商売はうまくいっていました。
しかし、徐々に経営は悪化し、最終的には住んでいた大きな家もそのビルも他の人の手に渡ってしまいました。
私はそういう経験からも、手放さないと入ってくるものも入ってこない、ということを経験しています。
だから、あまり未練はありませんでした。

貯金も親の資産も頼れない状況で、安定した資金を確保するためには、 不動産という大きな資産を動かすことが、私にとって最も現実的な選択肢だったのです。 この時点では負動産だったと思います。
所有マンション の売却には、様々な葛藤や不安がありましたが、親の将来と自分の夢という 二つの願いを実現するためには、必要な一歩でした。

不動産 の売却は、全ての人にとって最適な方法とは限りません。
しかし、もしあなたが経済的な面で深刻な悩みを抱えていて、 自身や親が所有する不動産があるならば、その可能性を探ってみることも、一つの解決策となるかもしれません。

この記事が、今まさに経済的な 面で苦労されているあなたの心に、少しでも光を灯し、新たな行動を起こすきっかけとなれば幸いです。
困難な状況でも、諦めずに知恵を絞り行動することで必ず道は拓けると信じています。
それを信じて行動し、実現した本人が言います。だからあなたも大丈夫!

マレーシア現地採用に関するご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

  • オンライン相談 30分 2,200円
  • 追加10分(最大60分まで) 660円
  • オンライン相談 60分 3,980円

お申込みをご希望の方は、下記フォームよりご連絡くださいませ。
希望日時(第三候補まで)およびメニューを書いてくださいね。通常24時間以内にお返事差し上げます。

このフォームに入力するには、ブラウザーで JavaScript を有効にしてください。
名前